マックG4 アイアンシリーズ
            その5  ひんやり3兄弟

     
     

気になるのはクイックシルバーのCPUに対する冷却姿勢です。ファンの様子を見ると9cmファン1個で、ヒートシンクの中央部分だけに風を当てています。

おそらくこれでも充分なのでしょうが、「・・・まあ、とりあえず冷やしておきますかねェ。」的な感じがして、納得できません。そこで補助の40mmx20mmファンを増設してみました

ご覧のようにあまりスマートな外観(実際は内部だが)ではありません。しかしその時、もしかしたら40mmのファンだけで何とかなると感じたのです。


            


試みに先ほどの40mmファンを3個並べてみると、このヒートシンクの横幅にピッタリではありませんか。そこで3個をアロンアルファでつなぎ、これを新たな冷却システムとしました。

名付けて「ひんやり3兄弟」です。実にダサいネーミングですが、自らの人生を表現しているようで、愛着がわきます。


              
         ひんやり3兄弟・・・文字では書けても、恥ずかしくて口には出せない。


これをヒートシンクに取り付けてみると正にピッタリサイズで、あたかも最初からあったオリジナルのファンのように見えなくもありません。下の写真の状態では右側から左側へと風を吹き入れている状態です。


           


さらに薄型で静音性にも優れた40mmx10mmファンが見つかり、シャーシ全体の気流方向を考え、左から空気を吸い込むタイプの「ひんやり3兄弟2号」とし、効率アップのため、ヒートシンクの上部はアルミテープでふさぎました。


         
         「ひんやり3兄弟2号」、名前はダサいが、冷却効果はバツグンだ。


3時間ほどラジオを聴きながらヒートシンクの温度を測ってみると、室温24℃で28℃つまり体温以下となり、まさにひんやりという言葉が当てはまります。

ただしこの改造で、気流のジャマとなる電話モジュラー端子は取り外しました。また背面が排気口となるので、パンチングメタルの穴を大きくしてありますが、そのせいで張り付けてあったプラスチックシールが印刷とともにはがれ、かなり美しくないことなっています。


            


その後「これではイカン!」というわけで、手頃なネットを探した結果、現在は下のように大きくくり抜いた構造になりました。


             


とは言え、この辺で改造も終わろうと思ったのですが、一つ気になる点があります。それは真空管タイプの方が音が良いのです。しかしMDDにはもう真空管を組み込むスペースが無いはず・・・・いやちょっと待って下さい。

たしかクイックシルバーのグラフィックAGPカードは、現在ファンレスではありません。というのも動作中のAGPカードを触った時、かなり熱かったので、思わず50mmファンを取り付けてしまったのです。

そしてファンの幅10mmにより、PCIカードが1枚使えなくなってしまいました。


             


一方MDDにもファンを取り付けましたが、カードがPCIと反対のメモリー側を向いているので、PCIのスペースを占領していません。それならばMDDもPCIソケット1枚分新たな用途に使って良いのではないでしょうか。

どうでも良いような平等主義ですが、ということでMDDでも上から60mmほど使用権?が出来ました。ここに真空管アンプを組み込みます。


             


私は今まで「マザーボードの音の違い」というものを考えたこともなかったので、その音質差を確認せずにここまで来てしまいました。それ故MDDの真空管アンプ仕様は重要な確認作業ともなります。

ちなみに現在MDDは「これ、動いてるの?」というくらいの静音状態で、SoundFlowerAU Labでイコライザーを効かせたTenFourFoxによりYouTubeを再生していますが、室温25℃時、CPUのヒートシンクは33℃、電源の排気部分で35℃に保っています。


       


またヒートシンク上部(上の写真ならヒートシンクの右側)冷却用の、ドライブホルダー途中に置いたブロアはやめて、こちらもクイックシルバー同様CPU直付けのファン増設としました。

OS10.5.8AU Labが止まる症状は、CPUを1GHzデュアル(表示は867MHzデュアル)にして試した結果、収まっているようです。CPUが原因とは思いたくなかったので、好結果とは言え、やや残念です。

それはさておき、MDDの真空管仕様に向けて、ついにMDDの天井に穴が空きました。もう引き返せません。


                  


クイックシルバーよりだいぶ細長い穴ですが、MDDはもともと真空管仕様として作られていなかったので、必要なスペースを確保するには、このように加工するしかなかったのです。

しかし真空管は再び12ZP1で良いのでしょうか。


つづく





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